ジョー・バイデン米大統領は1日、東西の受刑者交換の一環としてウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者(32)をはじめ、ロシアに拘束されていた西側の活動家などが解放されたと正式に発表した。「今日、彼らの苦悩は終わった」と語った。バイデン氏は、16人がロシアに解放された今回の取引は「外交の偉業」だと話した。そのほかに元米海兵隊員のポール・ウィーラン氏、米国とロシアの二重国籍を持つジャーナリストのアルス・クルマシェワ氏、ピュリッツァー賞受賞コラムニストで英ロの二重国籍のウラジーミル・カラムルザ氏などが解放された。バイデン氏は米国に協力して解放を実現させたドイツ、ポーランド、スロベニア、ノルウェー、トルコなど同盟国に感謝の意を表明。「同盟関係が米国の安全性を高めている」と述べた。
バイデン氏、WSJ記者らの「苦悩終わった」
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