楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【知識ゼロからのネット副業】楽しみながらリアル店舗を比較検討する「3つのポイント」Photo: Adobe Stock

同業のリアル店舗を
訪ねてみる

「好き」を深掘りして、自分たちだけのポジションを築くためには、同業のネットショップだけでなく、リアル店舗を訪れてみることも大切です。

リアル店舗を見にいくときは、ネットショップに重ね合わせて比較することがポイントです。そこで、どんな点に気をつけて見ていけばいいか、例をあげてみましょう。

【知識ゼロからのネット副業】楽しみながらリアル店舗を比較検討する「3つのポイント」『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金をぐ!』(ダイヤモンド社)P163より

ネット店舗でとり入れるものを
リアル店舗で見つけて応用する

まず、たいていの場合、店舗の入口付近に手にとりやすい安価なものや、人目を引く人気商品が置かれているはずです。

これはネットショップの「入口商品」と同じ位置づけになるものです。入口商品としてどんなものを置いてあるのか、どのくらいの価格帯なのかなどをチェックしましょう。

そして、ネットショップでもとり入れられるものは応用していきます。

必ずチェックすべきポイント

次に、店舗のなかに足を踏み入れていったとき、何が目に入るか? この位置にあるものが、ネットショップでいえばトップページにあたります。

なかに入ってすぐ目につくものは、そのお店を印象づける大切なポイントです。ここに何を置いて、どんな展開をしているかは必ずチェックしましょう。

品ぞろえを確認する3つのポイント

次に品ぞろえを確認します。私が必ずチェックするのは、「何をどのくらいの割合で置いているか」「価格帯はどうか」「珍しい商品はあるか」という点です。

さらに、「季節商品の提案」「独自のキャンペーン」などをやっているかどうかもチェックして、もしやっていたら「自分のショップでも同じようなことはできないか」「もっと別の形で展開できないか」などを考えます。

たとえば、2月14日のバレンタインデーに向けてキャンペーンを展開しているのを見たら、自分のショップならどんな形でできるか考えます。

自分がいちばんの
お客としてチェック

さらに、ワインのラベルが傷ついているだけで、中身は何ともない商品を値下げして売っていたら、「B品(正規の基準をクリアしていない商品)の需要があるんだな」と判断し、メーカーに「B品の在庫がないか」を確認することもあります。

「好き」を商品にする場合、その商品のいちばんのお客さんは自分のはずです。お客としてリアル店舗を訪れ、「こうだったらうれしい」「こんなサービスがあったら楽しい」と考えるのは、とても楽しい時間のはずです。

POINT リアル店舗に行ってネットショップに置き換えて商品の配置や販促の方法を観察しましょう

※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。