東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう!」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。就職してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン(売却益)を得るなどして、入社4年でFIRE(経済的な自立による早期リタイア)。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だ。その投資法を1問1答のクイズ形式で学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。

【新NISAにも役立つ】株で儲ける人は、突如訪れる株価暴落にどう備えるか?Photo: Adobe Stock

1問1答<4択>でわかる!
小型株集中投資で1億円

【新NISAにも役立つ】株で儲ける人は、突如訪れる株価暴落にどう備えるか?

株価暴落にどう備えるか?

Q56 株式市場が暴落したときの実例として正しくないものを1つ選んでください

1 世界的に有名な巨大企業が想定外の倒産を発表。その会社の株価はもちろん、多岐にわたる取引先に影響を及ぼすとともに、どこまで倒産の影響が広がるかわからず、相場がパニックに陥って世界同時株安へ発展した
2 かつてないほどの巨大地震が日本の東北地方を直撃。津波により甚大な被害が広がった。地震発生直後、日経平均は暴落。しかし翌日、首都圏への被害は限定的だったことが伝わると、株式市場は落ち着きをとり戻しはじめた
3 新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)によって、街から人々が姿を消したというニュースが流れ、日経平均は連日のように暴落。途中から日銀による株の買い支えが入ったものの、株価が落ち着きをとり戻すまでに1か月以上かかった
4 日銀が政策金利の利上げをサプライズで発表したため、お金が株式市場から国債などに流れ、日経平均が大暴落。一般的に中央銀行による利上げが発表されると、株価は下がる傾向にある

ヒント さまざまな要因で株価は暴落しますが、共通するのは「サプライズ」です