債券を買うなら、正しい理由でそうすべきだ。株式投資家はここ数カ月、浮き沈みが多くなっているが、古くからある「60/40ポートフォリオ」の信奉者はビクトリーランを許されるはずだ。7月末から8月5日までのS&P500種指数のリターンがマイナス5.1%だったときに、米国株60%、10年物米国債40%の割合で構成するポートフォリオの損失はわずか2.6%だった。その後、先週に株価が4.2%下落した局面での60/40ポートフォリオの損失は1.9%にとどまった。米大手資産運用会社バンガードのグローバル金利部門責任者ロジャー・ハラム氏は「債券はようやく伝統的なヘッジ手段という特性を取り戻した」と述べた。
債券を買うべき理由、買うべきでない理由
「60/40」投資戦略の有効性が戻ってきたが、リスクヘッジ以上に重要なことがある
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