奇跡は自分のなかにある、だから生まれ変わりさえすれば、きっと人生の逆転劇を起こせるに違いな
い――。「やればできる!」と思考が変わる話題のベストセラーが日本に上陸。31歳、一度は人生をあきらめた著者が再起できたのは、古今東西の成功者たちが持つ「6つのマインド」にあった。3000冊を超える本を読み、抽出された「プラス思考」「決断力」「切実さ」「愚直さ」「謙虚さ」「根気」を武器に、一度しかない人生、「なりたい自分」になる方法を1冊に凝縮。新刊『たった一度でもすべてをかけたことがあるか』から「自分ならできる」と信じられるノウハウを紹介する。
習慣型依存から抜け出す方法
私がゲームという習慣型依存から完全に脱却するために取った方法は、下記の図のようなものでした。
まず、私はゲーム関連の動画をよく見ていたのですが、そうした動画を見ると、決まってゲームがしたくなりました。きっかけが欲求へとつながるのです。そこで、まず関連の動画を見ることをやめました(きっかけ)。
そして他の趣味を作りました(欲求)。ゲームの代わりに映画鑑賞を趣味にして、ゲームがしたくなったら映画を見るようにしました。また、ネットカフェに行けないように、家族に見張ってもらうようにしました(反応)。
さらに、ゲームのやりすぎで視力が低下し、猫背になっていましたが、ゲームをこうした否定的イメージと結びつけました(報酬)。
その結果、私は自分を苦しめていたゲーム依存症から完全に脱することができました。そして、自由になったのです。
ゲームであれ、酒であれ、悪い生活習慣であれ、生活を破壊する依存症から自分を守る必要があります。一度きりの人生を、依存症で台なしにするのは、どれほど残念なことでしょうか。
考えてもみてください。あなたが人生でやりたいこと、できることはどれほど多いことか。ゲーム依存症で人生を無駄にしていた私は、依存から脱して国家試験2冠王となりました。あなたにも無限の潜在力があるはずです。
(本記事は、『たった一度でもすべてをかけたことがあるか』から抜粋、一部編集したものです)