中東レバノン各地で17日午後、親イラン組織ヒズボラの工作員の携帯していたポケットベルがほぼ一斉に爆発した。当局によると、レバノン全土で2700人以上が負傷、8人が死亡した。複数の関係者によると、爆発したポケベルは最近届けられたものだった。ヒズボラ関係者は、数百人の戦闘員が新しいポケベルを持ち歩いていたとし、マルウエア(悪意あるソフト)が原因で爆発した可能性があるとの見方を示した。ある当局者によると、ポケベルが熱くなったのを感じて爆発前に捨てた工作員もいた。ヒズボラによると、現地時間午後3時30分に戦闘員が携帯していた多数のポケベルが同時に爆発。ヒズボラが勢力を広げるレバノンの複数の地域で発生した。爆発の原因は今のところ不明。
レバノン各地でヒズボラの端末爆発 8人死亡
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