当地のゴルフ場で米共和党の大統領候補のドナルド・トランプ前大統領の暗殺を図ったとみられる容疑者は、何カ月も前からトランプ氏を狙撃しようと、同氏の動静をつづった詳しいリストを作り、失敗した場合に備えてメモを書いていた。検察当局が23日明らかにした。ライアン・ラウス容疑者(58)は手書きのメモで「親愛なる世界へ、ドナルド・トランプを暗殺しようとしたが、あなた方を失望させて本当にすまない」と述べた。「私はあらん限りのやる気を奮い立たせて最善を尽くした。この仕事を成し遂げるのはあなたの番だ。成し遂げた人には15万ドル(約2150万円)提供しよう」と書いた。連邦検察当局は法廷への新たな届け出に、このメモの画像を盛り込んだ。