25年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2025』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2023年12月時点に執筆した『大学図鑑!2025』をもとにしています)
東京海洋大学はこんなところ!
全体的には地味系だが、品川はマニアックなタイプが多く、越中島は体育会的なノリ。海好き、船好き、魚好きの国立志望が全国各地から集まってくる。
水産大、商船大時代より知名度は低くなったが、「さかなクンが教えている大学」と言えばピンとくる人多数。釣り好き、船好きには一目置かれる。
大学名を聞かれるたび「漁師になるの?」と聞かれ、説明が面倒だから「うん、そんな感じ」と受け流す海洋大生。胸のうちには愛校心があり、アクセスのよさや充実した設備、他大にない貴重な体験などに満足している。
両キャンパスとも寮があり、特に越中島は全体の約半数ほどの学生が住んでいるため、リラックスした格好の者がかなりいる。中には寝間着の人も。品川では生協でも販売しているギョサン(漁業用サンダル)愛用者が多数。