25年以上多くの読者に選ばれ続けてきた大学案内『大学図鑑!』が今年もパワーアップして発売された。現役生・OB・OGら5000人超のナマの声によってつくられた本書は他の大学選びのひとつの手段として選ばれている。本記事では最新版である『大学図鑑!2025』の出版を記念して、内容の一部を抜粋し再編集してお届けする。(本記事は2023年12月時点に執筆した『大学図鑑!2025』をもとにしています)
東京外国語大学はこんなところ!
我が道を行くタイプが多く、コツコツ続ける勤勉さがある。仲間意識や連帯感は強い。日々、海外の言語や文化にふれているわりには、保守的でお堅い人も。
英語がペラペラで当然と思われがちだが、実際は個人差が大きくそれほどでもない。他大の文系学生からは尊敬を集めているけれども、地方での知名度は驚くほど低い。
学生数は多くないので、1年の終わりには同じ学年の顔がだいたいわかる。横のつながりは緊密だが、2、3年次で約3割が留学するので卒業はバラバラ。
留年も多いので、4年で卒業する人は3人に1人くらい。控えめな優等生タイプで、読み書きは得意だけどコミュニケーションは不得手という人が多い印象だ。
欧米のメジャー地域・言語専攻はオシャレな学生が多いが、ブランド物でキメているような人はいない。学生からは、「留学で海外のいろんな人と価値観に触れて、おおらかな人が多い」「海外旅行に関してはフットワークが軽い。