米ミネソタ州知事のティム・ウォルズ氏(民主)とJD・バンス上院議員(共和、オハイオ州)は10月1日、副大統領候補の討論会に臨む。主な目標は四つある。大統領候補を援護すること、相手を攻撃しつつ卑劣に見えないようにすること、大統領代理にふさわしい信頼に足る人物に見せること、へまをしないことだ。2人とも中西部出身で、怒ると熱くなるたちだ。数千万人の有権者が視聴するイベントで、これまでの政治家人生で最も危険に満ちた舞台に立つことになる。両候補の討論会は1回しか予定されていない。9月10日に行われたドナルド・トランプ前大統領とカマラ・ハリス副大統領の討論会はトランプ氏の負けとの見方が優勢で、両者の討論会も2回目は予定されていないため、バンス氏がより大きな重責を担っているのかもしれない。
米副大統領候補の討論会、勝敗の決め手は
中西部出身の2人はこれまでの政治家人生で最も危険に満ちた舞台に立つ
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