上司との相性、職場の人間関係、自分のキャリア……働く人はさまざまな悩みを抱えている。YouTube「ハロー!ミキティ」チャンネルでの人生相談コーナーが好評で、新刊『ミキティ語録』も話題の藤本美貴さんに、若手ビジネスパーソンあるあるの悩みをぶつけてみた。最終回は、「後輩とのコミュニケーションのコツ」を聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・ライフ編集部 笠原里穂)
【Q:後輩に指導しなければならないのですが、ミスや直すべきことなどを指摘するのが苦手です。どうやってコミュニケーションを取ればいいのでしょうか】
(※質問内容は、編集部で作成した架空のモデルケースです)
――ある程度経験を積んでくると、後輩ができたり、リーダーを任されたりする機会も出てくると思います。藤本さんは、後輩など、経験の浅い人と仕事をするときにコミュニケーションの仕方で気を付けていることはありますか?
立場が上の人に対して、あまり丁寧になりすぎないほうがいいと話しましたが(『「上司と合わなくてツライ」→ミキティのズバッと回答にぐうの音も出なかった』参照)、反対に自分が上の立場のときも、それは言えるかなぁと。あまり丁寧になりすぎると、相手も固まっちゃうから、話しやすい環境を作りたいなと思います。「ここはこういうふうにできたらいいよね」っていう、普通のトーンで話せるような関係性を作りたいですね。
ミスなど、指摘しなければいけないことはきちんと指摘する。その上で、「じゃあ次はどうしようか」という話し合いをする、それができる関係性を作るというのが大切かなと思います。