個人投資家の間で大きな支持を集めるベストセラー『株トレ 世界一楽しい「一問一答」株の教科書』、待望の続編『株トレ ファンダメンタルズ編』が話題だ。「この株は売り? それとも買い?」「どっちの株を買う?」投資シミュレーションの感覚でクイズを解くうちに株の知識が自然と身につく1冊だ。前作ではチャート分析がテーマだったが、今作では業績や財務の読み方をわかりやすく解説する。著者は、ファンドマネジャー歴25年、2000億円超を運用してTOPIXを大幅に上回る好実績をあげたスペシャリストの窪田真之氏。本稿では本書から特別に一部を抜粋して紹介する。
『株トレ』のクイズに挑戦
東証プライム市場に上場している半導体製造装置C社は、半導体不況で今期は▲20%の営業減益となる見通しです。
業績悪化を嫌気して、株価は下落が続いていました。
ところが、足元、株価が急反発。経営説明会で社長が「生成AI 向けの半導体投資が活発化する見通し」と発言したことが材料視されています。
米国株のSOX指数(半導体株指数)は大きく上昇しています。
C社株は、売り、買い、様子見?