米コンサルティング会社マッキンゼーは、中国部門の政府関連顧客と従業員約500人(約3分の1に相当)を削減し、同部門の見直しを進めている。事情を知る複数の関係者によると、中国でのビジネスに伴うセキュリティーリスクを軽減するため、同社は中国事業を他のグローバル事業から分離している。これは多国籍企業の間で増えている慣行だという。マッキンゼーや同社が助言する企業を含め、中国で何十年もの経験を持つ欧米企業は、地政学的緊張と中国経済の減速により、極めて困難な時期に直面している。マッキンゼーは中国政府に関連する業務を巡りワシントンで精査にさらされており、一部の中国顧客は同国のライバル企業にシフトしている。
米マッキンゼー、中国で数百人削減 再編進める
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