
カイラ・スキャンロンさんはインフルエンサーと呼ばれることを好まない。
確かに、彼女はソーシャルメディアのフォロワーを何十万人も抱えているが、今年出版した経済についての本を除いては、フォロワーに何かを売ろうとしているわけではない。「オーサー(作家)」という肩書に不満はないが、それは活動の一部を表しているに過ぎない。「経済コメンテーター」はサンフランシスコ地区連銀のメアリー・デイリー総裁が推奨する肩書で、スキャンロンさんはそう自称している。
「人々が納得するものなら何でもいいと思うが、私の目標は経済学教育だ」とインタビューで語った。「ソーシャルメディアは私がそれを実行するための媒体に過ぎない」