富豪で著名投資家のジョン・ポールソン氏(68)は、第2次トランプ政権が誕生し、自身が財務長官に起用された場合、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と協力して大規模な歳出削減に取り組む考えを示した。ドナルド・トランプ前大統領の盟友であるポールソン氏はインタビューの中で、最優先すべき課題はトランプ氏が2017年に導入した減税措置の期限延長だとし、その次に「マスク氏と協力し、連邦政府の歳出を削減する」ことだと述べた。特にバイデン政権が成立させた「インフレ抑制法」(ポールソン氏は「グリーン・ニューディール」と呼んだ)によるグリーンエネルギー補助金を廃止すべきだという。