あなたはいま、迷いや不安のない充実した毎日を過ごせていますか?
10年後、自分らしくイキイキと暮らす姿が想像できますか?
明確なビジョンをもって将来の姿を描くには、いまの自分が大切。いまの自分が「本当の自分」と胸を張っていえれば、あなたの未来は明るくひらけていきます。
世界20カ国での指導歴をもつ瞑想家・ヨガ指導者のニーマル・ラージ・ギャワリ著『世界的瞑想家が教える本当の自分に戻ってラクに生きる練習』(ダイヤモンド社)では、ヨガ哲学の叡智から著者が導き出した、人類共通の問題を解決する方法が詰まっています。「救われた、生きやすくなった」と感謝の声が届くその教えをご紹介していきます。

「自分が好きになれない」悩みが不思議と消える3つの言葉とは?Photo: Adobe Stock

誰でも自分を好きになれる3つの言葉

 あなたは自分が好きですか? 自分が嫌いですか?

「自分のことが大好き!」と言ったら、人から自意識過剰な人だと思われるんじゃないかと気になるかもしれません。でも、自分で思うのは自由です。そのまま自分を好きでいてください。
 自分のことが嫌いだという人もいると思います。何をやってもうまくいかない、人より劣っている気がする、人とうまくしゃべれない、性格が悪い気がする、要領が悪くて不器用……。あるいは自分の容姿が嫌いな人もいるかもしれません。

 いろんな理由はあると思いますが、
 自分を嫌いになるのはやめにしませんか?

 結論を先に言うと、人は自分のことを好きになるべきです。なぜなら自分が嫌いなままでは、いい選択ができないからです。

 突然自分を好きになれと言われても、どうしたらいいかわからないかもしれません。そこで、誰でも自分を好きになれる、3つの言葉を使った練習を2つ紹介します。

鏡のなかの自分を好きになる練習

 朝起きて顔を洗ったり歯を磨いたりするときに、鏡に映った自分の目を見て、次の3つの言葉を唱えます。

「私はあなたが大好きです」
「私はあなたを尊敬します」
「私はあなたを大切にします」
 鏡のなかの人物に対して「あなたが大好き、尊敬する、大切にする」と言います。

本当の自分を好きになる練習

 次の3つの言葉を1日のうちに何度でも唱えてください。

「私は自分が大好きです」
「私は自分を尊敬します」
「私は自分を大切にします」

 声に出して言ってもいいし、心のなかで唱えてもいいですよ。
 鏡のなかの自分とは違って、自分自身に向かって「自分が大好き、自分を尊敬する、自分を大切にする」と言います。

意識的にポジティブな言葉をかける必要がある

 私たちは日ごろ、気づかないうちに自分を嫌いになる練習をしています。

 仕事が進まないときに「こんな自分はダメだ」とか、子どもの行動にイライラして「また怒ってしまった」とか、友だちから来たメールの文言に腹を立てて「またイライラしてしまった」とか……。
 すると無意識のうちに、自分のなかにネガティブな感情が積もっていきます。

 だからこそ意識的に、自分に向かってポジティブな言葉をかける必要があるのです。

※本稿は『世界的瞑想家が教える本当の自分に戻ってラクに生きる練習』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

「自分が好きになれない」悩みが不思議と消える3つの言葉とは?ニーマル・ラージ・ギャワリ
瞑想家・ヨガ指導者
1976年生まれ。ネパール出身。代々続く伝統的なヨガ道場に生まれ、9歳からヨガを本格的に始め、15歳で王族や上流階級の人々への指導を開始。ヨガとアーユルヴェーダを学び、22歳のときハタヨガの博士号を取得。世界20カ国でヨガ・瞑想を指導したあと2003年に来日し、ヨガの振興に尽力。2008年にニーマルヨガ白金台スタジオをオープン。2019年にメディテーションテックベンチャーのスワル株式会社を設立し、自身が開発した「ニーマルメソッド(R)」による瞑想講座や、ラージャヨガとハタヨガをベースにした「ニーマルヨガ」などの講座を開催。2024年10月東京・銀座にオープンしたアーユルヴェーダの叡智を基にし、心と身体の真の健康と究極のアンチエイジングのためのオーダーメイド施術プログラムを施す「THE HUNDRED WELLNESS SALON」の監修も行う。多くの著名人や経営者をはじめ、人生における本質の学びや健康を求める人から支持を得る、いま日本で最も人気のある瞑想家・ヨガ指導者のひとり。
ホームページ https://www.suwaru.co.jp/
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