101歳、現役の化粧品販売員として活躍している堀野智子(トモコ)さん。累計売上高は約1億3000万円で、「最高齢のビューティーアドバイザー」としてギネス世界記録に認定されたキャリア61年のトモコさんが、年をとるほど働くのが楽しくなる50の知恵を初公開した話題の書『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)が「堀野氏の技法は、ヒュミント(人間による情報収集活動)にも応用できる」と絶賛(日刊ゲンダイ・週末オススメ本ミシュラン)する世界一の先輩による“人生訓”は、アナタの疲れた心を元気にしてくれる!

【101歳ひとり暮らし】101歳でスマホを使いこなすことが、いろんなところに活きるワケPhoto: Adobe Stock

101歳で勉強会に参加

今でも月1回の営業所の会合には必ず出席し、新商品についての勉強会で知識を身につけるようにしています。

自分自身がちゃんと理解できていないと、お客様にしっかり説明ができず、説得力もなくなってしまいますからね。

仕事を続ける以上、そんなことがないようにしなくてはなりません。

好奇心があればこそ

新しいことを覚えるのが好きなのは、子どものころと変わりません。

授業中に先生の話に耳を傾け、黒板と教科書を交互に見ながら、新しいことを知ることにワクワク胸を躍らせていたころの自分と、101歳を超えた自分が、ぜんぜん変わっていないことに、われながら笑ってしまいます。

この好奇心があったからこそ、101歳になるまで仕事を続けてこられたのかもしれませんね。

101歳でスマホを使うと驚かれる

最近、驚かれるのが、私がスマホを使っていることです。特に若い人に驚かれます。

高齢者は、他人がどんな携帯電話を使っているかなんて、ほとんど興味を持っていないでしょう。ところが、取材に来てくれる若い記者さんたちには、十中八九言われますよ。

「それ、スマホですよね? 使いこなしているってすごいですね!」って。

※本稿は、『101歳、現役の化粧品販売員 トモコさんの一生楽しく働く教え』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。