こんな間違いもありました。大阪の化学会社ですごく立派な社長さんに出会い、新製品も伸びそうだし「ここの株を早く買おう」と思いました。しかし、インタビューの最後に社長が「自分は現金が大嫌い。会社の価値は不動産をどれだけ持っているかで決まる」みたいなことを言うものだから、しらけて株は買わなかったのですよ。しかしその後、暴騰したのです。社長は銀行員らに洗脳されていたんですかねえ。もったいないことをしました。
日本は牛丼を食べていれば
戦争に負けなかった?
ユニークという意味で極めつきはゼンショーの小川賢太郎社長でしょう。そう、あの牛丼の「すき家」です。この社長はズッコケていたわけではありません。日本が誇る名経営者の一人です。ファンドが始まって間もなく上場してきたのですがまったく人気のなかった銘柄でした。PERは5倍で決算説明会に出たら出席者がたった2人だったこともあります。