真実をねじ曲げる傾向がある、気まぐれで生意気なナルシシスト。米IT大手アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏(1955~2011)に近い人々は、同氏をこう評した。このようなジョブズ氏の性格面の弱点は、同氏がアップル取締役会との権力闘争の中で1985年に同社を追われる一因となった。しかしその12年後にアップルが道を見失うと、ジョブズ氏は復帰して最高経営責任者(CEO)に就き、同社を最盛期へと導いた。同氏の復帰と成功は、ドナルド・トランプ次期米大統領に教訓を与えている。
【オピニオン】トランプ氏が学ぶべきジョブズ氏の教訓
シンプルさと品質、「現実歪曲」でも成功するカギ
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