トップに立つことの問題点の一つは、往々にして落ちる以外に行き場がないことだ。米半導体大手エヌビディアはこの1年半急成長を続け、ブームに沸く人工知能(AI)市場と株式市場の両方で間違いなくトップに立った。20日午後に発表した8-10月期(第3四半期)決算では、年間の売上高が初めて1000億ドル(約15兆5000億円)の大台を突破した。1年前の2倍以上だ。時価総額は3兆6000億ドルで、米アップルを1000億ドル以上上回る。
エヌビディア、来たる一年は波乱含み
快走が続くものの、半導体新製品やトランプ新政権などを巡り先行き不透明感も
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