米国のドナルド・トランプ次期大統領は、財務長官に連邦準備制度理事会(FRB)元理事のケビン・ウォーシュ氏を起用することを検討している。2026年に任期が終了するジェローム・パウエルFRB議長の後任に指名する可能性も考慮している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。関係者によると、トランプ氏は20日、フロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」でウォーシュ氏と人事について話し合った。ウォーシュ氏は財務長官の最有力候補だが、トランプ氏は21日夜の時点ではこの極めて重要な閣僚ポストに誰を選ぶかまだ決定していない。ウォーシュ氏は財務長官の最有力候補だが、トランプ氏は21日夜の時点ではこの極めて重要な閣僚ポストに誰を選ぶかまだ決定していない。トランプ氏は空席となるFRB議長ポストへの対応も検討しているものの、26年5月のパウエル氏の退任近くまで最終的な決断を下さない公算が大きいと関係者らは述べた。
トランプ氏、財務長官にウォーシュ元FRB理事の起用検討
パウエルFRB議長の後任に指名する可能性も考慮
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