参加者たちは平均16キロ減量、糖尿病の改善、血圧低下など、イギリスで話題の減量プログラムがついに上陸。サンデータイムズ・ベストセラーはじめ、「今年を代表するダイエット本」「科学的根拠に基づいた真の減量ツール」とメディア、医療関係者が絶賛しているのが、『英国の専門医が教える 減量の方程式』だ。著者はオックスフォード大学医学部を首席卒業後、食欲や体重管理の研究でイギリスを代表する減量専門医のサイラ・ハミード氏。カロリーや糖質計算はせず、科学的に「満腹感」を味わえ、継続しやすいよう設計されているため、誰もが挫折しにくい配慮がなされている。今回は「減量プログラム」で実施する最初のアクションについて、特別に抜粋してお届けする。
家に不要な食材や調味料を置かない
何かを始めるのに、今日よりも良い日はありません。
冷蔵庫と食器棚から、NG食品(本書掲載)を一掃しましょう。
私はプログラムの最初のセッションに参加した患者に、ゴミ袋を持ち帰ってもらうようにしています。自宅のキッチンに、健康を損なうような食べ物が大量にあることを忘れないようにしてもらいたいからです。
痩せない人が絶対に考えること
食材を捨てることに、罪悪感を覚える必要はありません。「今ある食材を全部食べてから、プログラムを始めよう」と考えるのもやめましょう。
あなたの身体はゴミ箱ではありません。本書を読むことで、私たちの身体が畏敬の念を抱くほどに素晴らしいものであることを実感してください。
念のためにパスタやケチャップやアイスクリームを取っておこうとは思わないでください。家の中になければ、これらの食べ物を口にすることもありません。
来客時のためにビスケットを取っておくのもやめましょう。
禁煙に挑戦しながら、友人が家に来てタバコを欲しがったときのために家にタバコを置いておいたりしていれば、誘惑に打ち勝つのは難しくなります。
思い切って不要な食材は捨て、自分の身体に合っていない食べ物や、望ましい体重になるのを妨げている食べ物でゴミ袋をいっぱいにすることを楽しみましょう。
(本稿は、『英国の専門医が教える 減量の方程式』を一部抜粋・編集したものです)