トランプ米政権は、連邦政府機関が企業からの物品・サービスの調達を決める際、各社の多様性・公平性・包摂性(DEI)への取り組みを考慮しないよう指示している。一般調達局(GSA)が発表した。バイデン前政権は、連邦機関が企業から製品・サービスを購入するかどうか検討する際、数ある判断材料の一つに、社内でのDEI慣行を考慮するよう求めていた。だが新たな方針は、こうした前政権の取り組みを覆すものだ。GSAは連邦機関でプラスチック製ストローを紙製ストローに置き換える取り組みも終了する。ドナルド・トランプ大統領が先週署名した大統領令に沿った調達方針となる。前政権は連邦機関で使い捨てプラスチックの調達を2035年までに廃止する目標を掲げていた。
米連邦機関、業者選定条件からDEI除外へ 政権が規則見直し
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