米国人は給油のためにガソリンスタンドを訪れても、ついでに併設店でスナックやたばこを買わなくなっている。 こうした行動の変化は、米国でよく食べられるスナック菓子「ドリトス」やスポンジケーキ菓子「トゥインキー」、チョコレート菓子「ヒース」、そしてたばこの「ニューポート」の売れ行きに影を落としている。市場調査会社サカーナによると、米国のコンビニエンスストアでは物価上昇の中で、2月23日までの1年間に販売数量が4.3%減少した。これらの店舗で購入されるスナックでは、ライスケーキ(玄米でできたポン菓子)が最も大幅に落ち込み、次いでディップ(チップスなどをつけるソース)やナッツ、ジャーキーなどが続いた。サカーナのデータによると、冷蔵・冷凍商品の販売数量は約7%減少し、チョコレート菓子は6%減少した。
米消費者、たばこやスナックも買い控え メーカー悲鳴
米コンビニの販売数量、1年間で4.3%減少
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