【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格!】――しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格!『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ! すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し、四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

「頭がいい子」に育ってほしい
わが子を「頭がいい子」に育てたい。そう思っている親御さんは多いのではないでしょうか。実際、子どもが偏差値の高い学校に入学したら、嬉しく思う親御さんは多いでしょう。
あらゆるテストは、「頭がいい」人ほど、高い点数をとれるように設計されているはずです。つまり、偏差値の高い学校に入るためにも、「頭がいい」ことが求められます。
むろん、社会人になっても、「頭がいい」のは仕事を進めるうえでのアドバンテージであり、ひいては人生を豊かにしてくれる大きな武器になると思います。
「頭がいい」ってどういうこと?
ここまで、あえて「頭がいい」を連呼しましたが、いったい「頭がいい」とはどういうことなのでしょうか?
僕は、下図の3つの要素があると思っています。そしてこの3つの要素は、とある科目で問われている力そのものなのです。

「頭がいい=国語力が高い」
それは、ズバリ「国語」です。「頭がいい=国語力が高い」――僕はそう思っています。
国語力を総合的に磨いておけば、それ以外のすべての科目の理解度も深まり、試験の成績も上がります(このことは、僕自身が経験しています)。
すべての教科に通じる国語力
問題の中身と出題者の意図を読み解き(❶)、それについて自らの知識を駆使しながら深く考えて(❷)、その結果を解答としてわかりやすく伝える(❸)――これらのプロセスは、どの教科にも共通するのです。
勉強ができる人とは、国語力が高い人であることにほかなりません。
国語力と数学力の深い関係
実際、国別に「読解力(これはおもに❶と❷に関わります)」と「数学のテストの点数」の関係を調べた調査でも、両者には強い相関関係があります。

つまり、読解力が高い国ほど、数学的リテラシーも高いという結果が出ているのです。
入試も「国語力重視」の時代へ
近年の入試は、“暗記偏重型”への反省もあり、「読解力」と「思考力」がより問われる内容にシフトしています。
文章やデータを読み取ったうえで、自分なりの考えのアウトプットが求められるようになり、国語力がいっそう重視されるようになっているのです。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。