3男1女全員を国内最難関の東京大学理科三類(医学部)に合格させた『東大に入るお金と時間の使い方』(ダイヤモンド社)の著者・佐藤亮子ママ。18歳の大学入学までを全力でサポートするため、「お金」も「時間」も惜しまなかった。受験でなにより貴重なのは「時間」。時間を最大限に活用するため、「お金」を惜しまなかったのだ。子どもの将来を決めるのは、親の「お金」と「時間」の使い方と断言する佐藤ママが、これまで語ってこなかった「東大とお金」について、その秘密を全公開!
※本稿は、『東大に入るお金と時間の使い方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
他人の「承認欲求」に振り回されない
最近は、フェイスブックやインスタグラム、ブログなどで、誰もが簡単に情報を発信することができます。知り合いの投稿を見つけるとフォローして、そこに書かれたことと自分の生活を、思わず比べてしまいがちです。
「ハワイ旅行しています」「美味しいお料理を食べています」「息子が有名中学に合格しました」などと投稿している場合、日記代わりに自分の記録や思い出として載せていることもありますが、こうしたものには「自己承認要求」がつきもの。
要するに自慢したい気持ちがかなり含まれています。“リア充(=リアルな生活の充実)自慢”というやつですね。情報を発信するのはその人の自由ですから、その投稿をどう受け止めるかが問題になります。
他人と比べてうらやましがらないで
SNSを通じて他人のリア充自慢を簡単に知ることができますが、だからといって自分と比べてうらやましく思ったり、嘆いたり、無理に他人の生活に合わせようなどと考えないことです。
知り合いがハワイ旅行したから、「うちも行かなくちゃ」と思ったり、子どもを有名塾に通わせ始めたから、「うちも入れなくては!」と思わないことです。
自分は自分、他人は他人
誰かに合わせたり、誰かと張り合ったりする必要はありません。自分は自分、他人は他人。いわれてみれば当たり前に思うかもしれませんが、自分のこととなると、意外にやってしまいがちなのです。
他人と比べないということは、すべてにおいて、子育ての基礎となる考え方です。
※本稿は、『東大に入るお金と時間の使い方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。ぜひチェックしてみてください!