ジーブズは今頃どこかで、人工知能(AI)革命に向けてティーカップを掲げているに違いない。1990年代後半のタキシード姿のインターネット執事は、実際には答えられない質問もあったが、今ではどうだろうか? 質問への回答は生成AIチャットボットにとって初級レベルの仕事だ。(注:ジーブスとは、1990年代から2000年代にかけて検索サイト「AskJeeves.com」に登場した執事のキャラクター)ジーブズは引退してほほ笑んでいる。一方で、グーグルは自身の「雇用の安定性」について考え始めている。筆者はこの1カ月間、検索エンジン「グーグルサーチ」を使うのをやめてみた。「iPhone(アイフォーン)」とノートパソコンの検索バーをオープンAIの生成AIチャットボット「チャットGPT」に設定すると、質問に対して明確で人間らしい回答が返ってきた。筆者はまた、パープレキシティ、アンソロピックの「クロード」、そして長年われわれが閉じ込められてきた検索地獄の元祖であるグーグルの「ジェミニ」も試してみた。