成功を収めたリーダーを思い浮かべてと言われたら、どんな人が頭に浮かぶだろうか。多くの人は、決断力があり、状況をコントロールする人、自分の行動にほとんど迷いがないような人を想像するだろう。実際、決断力のある人が最初に指導的な地位に昇進することが多いのはそのためだ。しかしそうした考えは間違っている。筆者はリーダーの意思決定が組織の成功に与える影響について20年以上研究を行う中で、驚くべき発見をした。最も効果的なリーダーは、何でも知っている印象を与える人物ではなく、自分自身に疑問を投げかける人物なのだ。言い換えれば、相反する感情や考えを抱えている人物だ。彼らは対立する感情を抱き、それを隠そうとはせず、受け入れる。自分の頭の中に二つの矛盾する考えや感情を置いていくことができる。
最良のリーダーにあるのは決断力でなく葛藤
断固とした決断力のある上司が望ましいとされるが、それは誤った理解だ
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