ドナルド・トランプ米大統領は常々、ドル安が望ましいと主張してきたが、投資家の間では同氏の政策はドル高を招くとの見方が大勢だった。結果的にトランプ氏は正しかったが、ドル安になった理由は恐らく最悪だった。トランプ氏が「解放の日」に一連の懲罰的関税を発表したことを受け、3日に米国・欧州・アジアで株価が急落した。もっと予想外だったのは、ドルが大半の主要通貨に対して急落したことだ。主要16通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)ドル指数は年初来で5.9%余り下落しており、米大統領選後にドル高に振れる前の昨年11月5日の水準を下回っている。
トランプ関税が予想外のドル安招いた理由
関税の機械的影響より長期の成長鈍化懸念の方が重要
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