ドナルド・トランプ米大統領は4日、外国で製作された映画に100%の関税を課すことを承認したと述べた。トゥルース・ソーシャルへの投稿で明らかにした。英国やカナダなどによる税制優遇措置への対応だとしている。こうした措置によって、かなりの数のハリウッド映画が米国外で撮影されるようになっている。「米国の映画産業は非常に速いペースで死にかけている」とトランプ氏は投稿。「他国による協調的な取り組みであり、したがって国家安全保障上の脅威だ」とした。今年の映画興行収入トップの作品「マインクラフト/ザ・ムービー』はカナダで撮影された。「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」や「ジュラシック・ワールド/復活の大地」など、今夏の大作の一部も大部分、もしくは全編が米国外で製作された。