ドナルド・トランプ米大統領は、カリフォルニア州の医師でウェルネス系インフルエンサーのケイシー・ミーンズ氏を次期公衆衛生局長官に指名すると発表した。ミーンズ氏は、ロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官が提唱する「アメリカを再び健康に(MAHA)」運動の台頭とともに注目を集めるようになった。ケネディ氏の顧問を務める兄カリー氏との共著「グッドエナジー」がトランプ陣営スタッフの人気を博し、その後、ケネディ氏の支持も獲得した。ケイシー・ミーンズ氏はスタンフォード大学で学んだ後、30歳の誕生日に外科の研修医プログラムを中退。自身の専門分野では、患者が抱える慢性疾患の根本的な原因を治療できないことに失望したという。保守派コメンテーターのタッカー・カールソン氏とポッドキャスターのジョー・ローガン氏とのインタビューが公開されたことで、注目度が高まった。