たった四コマ、50語の“生きた言葉”が子どもを変える
【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格!】――しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格! 『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ! すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し、四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

意外? 四コマ漫画で国語力を鍛える
「短くて論理が複雑な本」で国語力を鍛えるのに最適だと僕が思っているのは、四コマ漫画です。
四コマ漫画は児童文学とは違い、基本的に大人向けに描かれたものです。僕自身、3歳くらいの頃から小学校に入るまで、両親に買ってもらった『かりあげクン』(双葉社)や『フリテンくん』(竹書房)、『OL進化論』(講談社)といった四コマ漫画を読み、語彙力を高められた実感があります。
短くて複雑、そして「生きた言葉」が詰まっている
四コマ漫画は楽しく読めて、短く、適度に複雑で、“いま生きている言葉”を学べるもってこいのテキストなのです。
新聞でもっとも語彙力がアップするコーナーといえば、連載されている四コマ漫画かもしれません。四コマ漫画が短いという点は、誰もが納得するでしょう。1作品につき20秒もあれば難なく読めます。
論理的複雑さと「行間を読む力」
それでいてコマごとに展開が毎回変わり、論理的な複雑性も高いという特徴があります。たった四コマで、面白くしないといけないからです。
限られた四コマで面白く展開させるというのは、至難の業です。そのため、必然的に読者には、「行間(コマとコマの間)を読む力」が要求されます。
さらに、語彙力向上の面でも、四コマ漫画を読むのは効果的なのです。