ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は21日、ドナルド・トランプ米大統領の政策で揺れる世界貿易をテーマにしたトークイベント「貿易新時代」を東京で開催した。慶應義塾大学総合政策学部の白井さゆり教授と、WSJアジア総局ビジネス金融部長のピーター・ランダース氏が登壇した。司会はWSJ日本版の西山誠慈編集長が務めた。白井氏白井氏トランプ大統領の側近からは不均衡という言葉が出てくる。これは今回だけでなく、以前から米国は不均衡について不満を持っていた。簡単に言うと、米国の貿易赤字が非常に大きい。もう少し大きな目で見ると、経常収支の赤字が80年代から続いている。米国の貿易赤字を見るとその相手国はほとんどがアジアで、つまりアジアの貿易黒字という関係になっている。
トランプ関税は貿易新時代の幕開けか―WSJイベント
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