理系は「四工大」の2校が登場!
加えて、『大学図鑑!』では昨年度版から日東駒専グループに新たに理系の大学を3校追加した。それが、東京都市大学と東京電機大学と千葉工業大学だ。
文系の学生からすれば馴染みがないかもしれないが、東京都市大学と東京電機大学の2校は芝浦工業大学と工学院大学を含めた4校からなる「四工大」に数えられ、理系学生からすれば非常にメジャーな大学だろう。
ちなみに四校大の難易度は芝浦工業大学がトップで、次に工学院大学が続き、3番争いを東京都市大学と東京電機大学がしているようなイメージだ。3番手争いというと聞こえは悪いかもしれないが、どちらも就職サポートは抜群で、コスパはかなりいい大学と言える。
千葉工業大学は今最もキテいる大学と言っても過言ではないかもしれない。こちらは四工大よりは劣るものの着実に存在感が増していて、2025年入試の志願者数は近畿大学や明治大学を抑えて全国1位に。もしかすると今後偏差値は上がっていくかもしれない。
いずれにしても、理系大学のほうが勢いがあるというのはこのグループに限らず現在のトレンドだろう。
10年前に発刊された『大学図鑑!2017』の序列マップ

*このマップは大まかな目安です。同じ学部であっても学科や専攻によって事情は異なります。詳細は各大学別のページを熟読してください。
*縦軸の「エライ」は入試偏差値による序列とほぼ同じですが、「100%同じではない」ところを読み取ってください。横軸は「学生の雰囲気」をなんとなく表しています。
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