データからウケる企画の「方程式」を導く
【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家＆マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』（ダイヤモンド社）は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウを「PDCA（計画・実行・評価・改善）式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。
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「データ分析」と聞いて身構える必要はない
すのはら 運用で得られたデータをどう使うか、という話ですね。データっていうと、ちょっと堅苦しいイメージがありますが、そんなことはないです。
だって、僕たちスーパー文系の2人ですし。ちなみに僕は、中学の数学も危ういです……。
たけち 僕も数学は苦手でしたね。でも、僕らの運用のデータ分析でいうと、統計とか関数を組むという能力よりも、数字の傾向から「仮説」を立てることがメインだと思います。
数字と仮説でつくる「ウケる企画の方程式」
すのはら まさにそうです。言語化したものと数字の傾向を見て、ウケる企画の「方程式」を探す作業って感じですよね。
たけち 最近のケースでいうと、「長尺で見やすい動画が伸びやすい」なんてこともそう。
YouTubeがスマホやパソコンだけでなくテレビの視聴者獲得を狙っている傾向があるので、テレビで視聴維持率を獲得できる動画のインプレッションが優遇されているんだと思います。
Googleの意図も読み解く視点を持とう
すのはら いまだとテレビや大きなモニターなどでYouTubeを見る人もいますからね。
視聴者に評価されるという視点と、YouTubeの運営をしているGoogleが何を考えているのかという視点も持っておくといいですよね。
「サムネ変更」でインプレッションが増える？
たけち 自分も最近1つ見つけたんですけど、過去のサムネイルを変更すると、インプレッションが増えることがある。
これは検証中なので、もうちょっとたったら、より具体的な方程式が導けているはずです。
※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。
