株式投資をする人たちの間で大きな支持を集める話題の1冊が『株トレ――世界一楽しい「一問一答」株の教科書』だ。60問のクイズに答えるだけで「投資のコツ」をつかめる手軽さが人気を博し、絶賛の声が尽きない。著者は、ファンドマネジャーとして2000億円超もの資金を運用してきた経歴を持つ楽天証券・窪田真之氏だ。本稿では、『株トレ』の担当編集者が本書のポイントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
【NG行動①】 将来の株価を当てようとする
チャートで稼ごうと思うなら、「未来を当てにいく」のではなく、「今起きていること」に素直についていくのが鉄則だ、と窪田さんは強調しています。
というのも、チャートは、“今この瞬間”、市場で何が起きているかを映し出すツール。
「買いの勢いが強いのか、それとも売りが優勢なのか」。チャートから読み取れるのは、その時点での相場の状況だといいます。
たとえば、出来高の伸びとともに、株価が急上昇していれば、今、市場では多くの投資家が買いに来ていることがわかります。
反対に一気に売られて、株価が急落しているのであれば、何か悪材料が出て、投資家たちがいち早く売りに来ているということがわかります。
チャートを活用したトレードで勝つためには、このようにチャートで相場の動きをいち早く察知し、トレンドに乗ることが重要だと言います。
【NG行動②】 損切りを先延ばしにする
個人投資家の傾向として、「利確は早く、損切りは遅い」というクセがあると窪田さんは述べています。
含み益が出るとすぐに売りたくなるのに、含み損の銘柄は「そのうち戻る」と手放せず、結果的に塩漬けにしてしまう。
思い当たる人も多いのではないでしょうか。
ですが、株で勝っている人ほど、「上がっている株を持ち続け、下がっている株はすぐに売る」を徹底しているそうです。
大事なのは、ポートフォリオから“悪い株”を外して“良い株”を残すこと。そうすることで、結果的にパフォーマンスの高い銘柄で構成されたポートフォリオを作ることができます。
【NG行動③】 好き嫌いで投資する
損切りが遅れる原因として、窪田さんが強調するのが「思い込み」や「感情」です。
「この企業は優良だから、きっと戻るはず」
「思い入れのある銘柄だから売りたくない」
こんな思い込みや感情が、冷静な判断を鈍らせてしまいます。
いいニュースで株価が上昇しているときは買えても、悪いニュースで暴落したときに売れない。これが、損失を拡大させやすい個人投資家の特徴だと言います。
感情を排除し、常にニュートラルな目で銘柄を見ることが、投資判断の精度を高める秘訣です。
先入観を排除する方法として、『株トレ』では、「社名を隠してチャートを見る」「チャートを上下逆にして見る」といった具体的な戦略も紹介しています。
クイズを解きながら、株で勝つ技術が身につけられる
本書は、60題のクイズに挑戦することで、ファンドマネジャー歴25年の著者が何万回ものトレードで体験したことを疑似体験できるように作られています。株のトレードをシミュレーションするつもりで、クイズに挑戦してください。
話題沸騰!読者から絶賛の声続々!
「今まで読んだ株の指南本の中ではトップクラスです」(男性)
「解説が丁寧に記されており、直感で判断した問題もきちんと理由をつけて解けるようになりました」(女性・証券会社勤務)
「過去問でテストしているような感じでした。自分の知識が合っているのか、勉強した株の知識を憶えているのか、これらを把握するのにもいい本でした」(40代男性)
■主な内容
第1章 売買高の変化を読む
・チャートのシグナル
・売買高の変化
・三角もちあい
第2章 移動平均線を読む
・13週移動平均線と26週移動平均線
・移動平均線からのかい離率
・ゴールデンクロスとデッドクロス
第3章 ローソク足を読む
・長い下ヒゲ、長い上ヒゲ、十字足
・大陰線と大陽線
・信用倍率
第4章 チャートの節を読む
・上値抵抗線と下値抵抗線
・日柄整理
・指値注文と成行注文の上手な使い方
第5章 ボリンジャーバンドを読む
・ボラティリティの変化
・順張りと逆張り
・バンドウォーク
第6章 トレンドかボックスかを見分ける
・小型成長株
・景気敏感株
・売上高と純利益
売れてます!ベストセラー15万部突破!
クイズ形式の動画で、投資センスを身につけよう!
「この株は売り? それとも買い?」
「儲かる株はどっち?」
――そんな判断がすぐに下せる株式投資のセンスを身につけられる!
投資初心者でも、数字オンチでも大丈夫!
講師は、ファンドマネジャー歴25年で2000億円以上のファンドを動かしてきた、現楽天証券経済研究所長の窪田真之さん。
窪田さんが、銘柄選択力よりもっと重要だと強調するのが、「チャート」を見る力と、失敗したときに素早く損切りする「決断力」です。
この動画では、窪田さんのベストセラー著書『株トレ』をベースに、株式投資の実戦に即し、勝てるチャートの見方についてポイントを解説します。
▶▶▶▶▶動画の詳細・お申し込みはこちらから▶▶▶▶▶
上がった銘柄を簡単に売らないためには?
「そろそろ売り時じゃないか」という、あいまいな判断が危ない!
株で勝つチャートの見方として絶対に押さえておきたい
1 出来高
2 移動平均線
3 ボリンジャーバンド
について、この道30年のプロフェッショナルがわかりやすく解説します!
「出来高編」をYouTubeで無料公開中!
《動画講座の内容》
■内容構成
1.出来高編(約24分):
・株で勝つためになぜ「出来高」に注目するのか
・「損切り」が初心者と上級者の分かれ道
・チャートの形に意味はない
2. 移動平均線(24分):
・移動平均線の核心は「トレンド」
・5日、25日、13週、26週、それぞれどう使いこなす?
・ゴールデン・クロスを判断する秘訣は?
3. ボリンジャーバンド(23分):
・ボリンジャーバンドの「幅」に注目せよ
・信頼できる売買シグナルとは?
・ボリンジャーバンドと13週移動平均線で相場を読む
相場で起こっていることを読み解けるよう、チャートの見方を完全マスターしよう!
■視聴料
3本セットで1100円(税込)
■視聴期間
お申込み日から14日間
▶▶▶▶▶動画の詳細・お申し込みはこちらから▶▶▶▶▶