米国防総省は、ミズーリ州の空軍基地からステルス性能を持つB2爆撃機を太平洋上へと移動させている。トランプ政権がイランへの攻撃に備えて配備を進めている兆候だ。航空機追跡サービスは、B2爆撃機と空中給油機が米西海岸を通過して移動しているのを確認した。米領グアムのアンダーセン空軍基地に向かっている可能性がある。もう一つの拠点候補はディエゴガルシアで、国防総省は今春、イエメンのフーシ派に対する作戦でB2爆撃機を同基地に配備していた。国防当局者が移動を確認した。当局者らによると、B2爆撃機による攻撃準備の命令は出ていない。同機の移動は外交的な解決を目指す中でイランに圧力をかける可能性がある。国防総省はこの件に関する質問をホワイトハウスに回したが、ホワイトハウスはコメントしなかった。