半導体メモリーは今や、石油よりも価値がある。その状態を維持できるかどうかは、変動が激しいことで知られるこの業界が、このところ変化した事業環境をどれだけ定着させられるかにかかっている。韓国のサムスン電子とSKハイニックス、米国のマイクロン・テクノロジーという半導体メモリーの世界最大手3社は、時価総額がそれぞれ1兆ドル(約159兆円)を突破した。石油業界では、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの時価総額が1兆8000億ドルに達しているが、これら半導体メモリー3社の時価総額を合わせれば、石油業界の時価総額上位3社の合計を約22%上回る。