米軍制服組トップのダン・ケイン統合参謀本部議長は22日、イラン国内の核施設を標的に実施した攻撃について、7機のB2ステルス爆撃機を含む125機超が出撃したと述べた。攻撃では、3万ポンド(約13.6トン)の地下貫通型爆弾「バンカーバスター」も14発投下された。ケイン氏によれば、B2爆撃機は20日深夜から21日未明にかけて、米ミズーリ州にあるホワイトマン空軍基地を離陸。一部の航空機はおとりとして西に向かい、主力攻撃部隊の7機は東へ飛行して18時間かけてイランに到達した。航空機は飛行中、複数回の空中給油を実施したという。また爆撃機がイランに進入する直前には、中東に展開していた米潜水艦がイスファハンに向けて20発以上のトマホーク巡航ミサイルを発射。さらに爆撃機がイラン領空に進入した際には、敵機や地対空ミサイルの脅威から防御するため、米戦闘機が「高高度・高速で」前方を飛行した。米軍は爆撃機を守るためのおとりも活用した。
米のイラン攻撃、地下貫通弾14発投下
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