(今週はリンリン・ウェイ記者に代わり、中国企業担当でヘルスケア業界に関心を持つクラレンス・リョン記者がお届けします)米製薬大手ファイザーは数週間前、中国のバイオテクノロジー新興企業、三生製薬(3SBio)が開発しているがん治療薬のライセンス取得に向け、前払い金12億5000万ドルを支払うと発表した。さらに、数十億ドルを支払う可能性があるとした。ファイザーのトップはこれを素晴らしいと評価した。がん治療薬に確実なものはなく、3SBioの薬剤の臨床試験は継続中だ。がん患者がより長く生きられるとすれば、米国にとって、つまり米国の患者とニューヨークを拠点とするファイザーの株主の双方にとって、これは良いことのように思える。
次の画期的新薬は中国発となるか
WSJによる中国に関する独自分析(7月2日号)
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