『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店『戦争めし』(c)魚乃目三太/秋田書店

第二次世界大戦という激動の時代の中で生まれた感動の「食エピソード」を、食漫画マスターの魚乃目三太がほんわか温かく描く、人気マンガ『戦争めし』。ダイヤモンド・オンライン特別配信の第6弾は、「戦艦大和のオムライス」を掲載する。

【あらすじ】

 本作「戦艦大和のオムライス」は、1944年3月の戦艦大和が舞台です。

 戦艦大和は大日本帝国海軍が建造した戦艦で、太平洋戦争開戦直後に完成しました。当時は世界最大で、全長263メートル、全幅38.9メートルで、最大速力は27.46ノット(約50.8km/h)を叩き出します。また、1発で戦艦1隻を沈める威力があるとされる、世界最大の46センチ砲を搭載していました。

 兵士たちにとって憧れの存在だった戦艦大和には、15歳から19歳の少年増員兵もいました。

 18歳の平田康平さんは、戦艦大和に乗り、配属先での挨拶を一通り終えた後、一人だけ別の部屋に連れていかれました。そこはガンルームと呼ばれている第一士官室で、特務士官以上の階級が食事をする部屋でした。

 大日本帝国海軍では階級によって食事制度も異なっており、一般の兵士は食堂で交代でとっており、出されるメニューはすべて海軍の主計係が決定し、兵士たちは食費については請求されませんでした。

 一方、特務士官以上の階級になると、食事にかかる費用は材料費から手間賃まですべてが個人負担となりました。

 平田さんはその士官たちのお世話をする従兵に任命され、士官たちの注文を受けて料理人に伝える仕事をします。とりわけオムライスが士官たちに人気だったといいます。納得の人気の理由と、今でも引き継がれているオムライスの上の「あれ」とは――。

 マンガの続きは『戦争めし』でチェック!

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