米連邦捜査局(FBI)は22日、ドナルド・トランプ大統領の1期目に国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたジョン・ボルトン氏の東部メリーランド州の住居を捜索した。機密情報の取り扱いを巡る捜査の一環だ。複数の関係者が明らかにした。ボルトン氏はトランプ氏の1期目にイランや北朝鮮に対する政策を巡り大統領と衝突。1年半で政権を去っていた。このところトランプ氏批判の急先鋒(せんぽう)に立っている。ボルトン氏のスポークスパーソンはコメントを避けた。FBIの報道官は今のところコメントに応じていない。ある関係者によると、この日の家宅捜索はボルトン氏が機密資料を不正に所有または共有した疑惑の捜査の一環として行われた。