中国の字節跳動(バイトダンス)傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」は、コンテンツモデレーション(不適切な投稿の監視・削除)を人工知能(AI)による自動化に移行する中、英国で数百人の従業員をレイオフする計画だ。ソーシャルメディア企業はここ数年、オンラインコンテンツの監視に特化したチームを構築してきたが、最近になって一部の企業がその規模を縮小し始めている。TikTokは今回のレイオフについて、南アジアと東南アジアの事業にも影響を及ぼすグローバルな組織再編の一環だと説明した。TikTokの広報担当者は22日、「信頼と安全に関するグローバルな事業運営モデルを強化するため、昨年開始した組織再編を継続している」とし、この計画には世界的に拠点を集約することも含まれていると述べた。
TikTok、AI移行で英国のモデレーター数百人をレイオフへ
不適切投稿の監視・削除を人工知能による自動化で代替する動き チームの規模縮小
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