3年前、電気自動車(EV)で古き良き米国のドライブ旅行に出掛ければ悪夢になりかねなかった。2年前でもせいぜい、一つ間違えば危ない状況だった。最新の業界データとこの夏2度出掛けた長距離ドライブの経験から、今は自信を持って言える。EVを使った遠征は可能なだけではない。楽々できるようになった。ちなみに、これは テスラ 車に限らない。EVが新しもの好きのおもちゃから、大衆向け電化製品へと進化したのは、車両自体よりも米国の急速充電インフラが速やかに整備されてきたことが大きい。米国ではEV税額控除が9月30日に期限を迎えるのを前に、消費者の間でお買い得感が強まり、一部報道によると売れ行きが伸びている。この勢いがいつまで続くかは不明だが。