米コメディアンのジミー・キンメル氏が出演するテレビ番組の放送が23日夜に再開され、涙の復帰を果たした同氏を630万人近くが視聴した。番組は保守活動家チャーリー・カーク氏の殺害を巡り、キンメル氏が行った発言を受け、約1週間前に放送を休止していた。調査会社ニールセンが明らかにした速報値に基づく今回の視聴者数は、「ジミー・キンメル・ライブ!」の通常の水準を大幅に上回った。同番組の平均視聴者数は4-6月期には180万人だった。23日夜の放送は、国内の20%以上の地域では地上波での視聴ができなかったが、そうした中で視聴率が通常の規模を上回ったことは注目に値する。番組は首都ワシントンやシアトル、ニューオーリンズ、セントルイスなどではテレビ放送されなかった。