米デルタ航空は、所有するエアバス製のジェット機300機以上の動力装置を交換している。有毒ガスが空気供給システムに漏れ出し、乗客・乗員の健康・安全リスクにつながるケースを食い止めることが目的だ。現代の航空業界では、この隠れたリスクが数年前から問題となっているが、デルタ航空の決定は米国の大手航空会社としては最も積極的な対応の一つとなる。