イスラム組織ハマスはドナルド・トランプ米大統領が提示したパレスチナ自治区ガザを巡る20項目からなる和平案について、受け入れる可能性を示唆しながらも、条件について検討するためさらなる時間が必要だと訴えている。仲介に携わっているアラブの関係者が明らかにした。ハマスに対しては、イスラエルが支持しているこの提案を受け入れ、悲惨な戦争を終わらせるよう求める圧力がイスラム圏諸国から高まっている。ハマスは仲介者に対し、20項目の一部について懸念を表明している。それには、ハマスがこれまで拒否してきた武装解除や武器の廃棄などが含まれる。また、72時間以内に残された48人の人質全員を解放することについても、人質の一部を拘束しているグループと連絡がつかないため困難だとしている。
ハマス、トランプ氏のガザ和平案受け入れの可能性を示唆
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