米オープンAIはこのほど完了した投資家との取引で、企業価値の評価額が約5000億ドル(約73兆4000億円)に達した。事情に詳しい関係者が明らかにした。その結果、同社はチャットGPTをローンチしてからわずか3年で、世界的な大企業と並ぶ評価額を得たことになる。関係者によれば、既存投資家であるソフトバンクグループやアラブ首長国連邦(UAE)の投資会社MGXを含むグループが、オープンAI従業員が保有する株式を約66億ドルで買い入れることで合意し、今年夏から進められていた取引が最終的にまとまった。今回の取引には、人工知能(AI)をめぐる熱狂やオープンAIに対する極めて高い期待感が反映されている。ソフトバンクが今年に入り400億ドルの投資を主導した際には、オープンAIの評価額は3000億ドルだった。
オープンAI、評価額が5000億ドルに
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