定年後の仕事はどこで探せばいいのか
――『定年後の仕事図鑑』には、高齢期から始めやすい19職種、100の仕事が年収・労働時間などのデータとともに載っているので、すごく参考になりますね。定年後の仕事はどこで探せばいいのでしょうか?
坂本:65歳以降の入職経路でもっとも多いのはハローワークです。高齢期は、通勤にあまり時間をかけず、自宅近くで働きたい方が多いですよね。ハローワークはその地域でビジネスをしている会社の求人を見つけやすいと思います。それから、シルバー人材センターに登録をして、仕事の紹介をしてもらう方法もあります。
アルバイト募集のチラシやタウン誌の求人広告などで仕事を見つける人も多いです。

(※この記事は『定年後の仕事図鑑』を元にした書き下ろしです)
坂本貴志(さかもと・たかし)
リクルートワークス研究所研究員・アナリスト
1985年生まれ。一橋大学国際・公共政策大学院公共経済専攻修了。厚生労働省にて社会保障制度の企画立案業務などに従事した後、内閣府で官庁エコノミストとして「経済財政白書」の執筆などを担当。その後三菱総合研究所エコノミストを経て、現職。研究領域はマクロ経済分析、労働経済、財政・社会保障。近年は高齢期の就労、賃金の動向などの研究テーマに取り組んでいる。著書に『月10万円稼いで豊かに暮らす 定年後の仕事図鑑』のほか、『ほんとうの定年後「小さな仕事」が日本社会を救う』『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』(共に、講談社現代新書)などがある。
リクルートワークス研究所研究員・アナリスト
1985年生まれ。一橋大学国際・公共政策大学院公共経済専攻修了。厚生労働省にて社会保障制度の企画立案業務などに従事した後、内閣府で官庁エコノミストとして「経済財政白書」の執筆などを担当。その後三菱総合研究所エコノミストを経て、現職。研究領域はマクロ経済分析、労働経済、財政・社会保障。近年は高齢期の就労、賃金の動向などの研究テーマに取り組んでいる。著書に『月10万円稼いで豊かに暮らす 定年後の仕事図鑑』のほか、『ほんとうの定年後「小さな仕事」が日本社会を救う』『ほんとうの日本経済 データが示す「これから起こること」』(共に、講談社現代新書)などがある。