なぜ正座にメタボ予防、
肥満防止効果が期待できるのか?
肥満は、みなさんもご存じのようにメタボリックシンドロームの最大要因でもあります。
姿勢が悪いと内臓の働きが鈍ります。
内臓機能が弱くなると、内臓脂肪がつきやすくなるのです。
ですから、姿勢をよくして腰痛を改善する生活をしながら、肥満とメタボ予防も心がけるようにしなければなりません。
そのために効果を発揮するのが、ずばり「朝30秒の正座」なのです。
理由のひとつは、日ごろ直視しないご自分の体重を実感できるということです。
正座をすると、重い体重が下半身にのしかかりますので、10秒くらいで苦痛を感じる方も出てきます。太ももに脂肪がつきすぎている方は、足を折り曲げられないという場合もあるでしょう。
肥満の方にとって、それはショックなことだとは思いますが、自分の重さを実感するということは「これではいけない」という気持ちになるために必要なことです。
正座が体重を減らそうという意識を高めるきっかけになるでしょう。
もちろん、意識の問題だけではなく、正座そのものが肥満解消と予防に効果があります。